LOM BABYの全てがわかる魔法の書【Grimoire】
はじめに
誰かに届けられることが
ああこんなにも嬉しいんだって
そんな世界にいま生きていられてるんだって
僕らはその喜びをまた誰かに届けて
その中でいまここにいることをみんな肯定していいんだって
NFTってそんな難しいもんじゃないし。
どこまでも澄み切った、人と人のつながりを僕らは愛しく思います。
LOM BABY
nika ako
この魔法の書はLOM BABYの様々な謎を解き明かすべく、Familia(LOM BABY コミュニティ)と共に可変的に内容が増加・更新されてきます。
Familia
LOM BABY
それは、人類未踏のエネルギーを研究するために生まれた生命体。
だったはずが!?様々な形になって人類の救世主になろうとしている??
LOM BABYプロジェクトは「データに愛を持つのか」というテーマの元、ブロックチェーンを活用した世界初の「アートからアートが誕生する」社会実験アートとしてスタートしました。
「データに存在を付与できる。」
私たちがブロックチェーンと出会った時に感じた衝撃は凄まじいもので、
これまで無秩序だったデータというものが人類社会のあらゆるものと同等な存在価値を持つことができるということ、オンラインの世界が現実世界になだれ込んでくるようなそんな衝撃を受けました。
しかし、まだその衝撃は社会に浸透するまではいかず、私たちがその価値を可視化すること、そして価値の強度をさらに高めることが使命だと感じました。
そこで作り出したのがLOM BABY
ただのデータから「存在が証明されたデータ」へと昇華し、十月十日(40週)という人類の妊娠期間と同じ時間を共に過ごす。その後、データの赤ちゃんが生まれる。
それが始まりのモデルでした。
しかし、そんな仕掛けでデータに対して愛情や憎悪を感じる人が現れたとして、それを証明することが困難ということに気づきました。
そこで、この世界に一定の価値基準を持つ資本主義社会のなかから「金」という存在を引き合いに出し「愛」と比較するような思考実験を実施することにしました。
十月十日後に生まれるBABYを誕生させ育て続けるか、もしくはJuicerにかけてお金をGETするか。それはあくまでもNFTはデータでしかないと考える人からするとお金を多くGETできる可能性を選択するはず。
そこに私たちは賭けたのです、2023年5月2日初めてのBABYが生まれるその時に時代が大きく変容する音が聞こえるはずです。それは人類の思考がシフトする瞬間でもあります。
その瞬間を目の当たりにすることができるのは今を生きる私たちであり、あなたです。
そして、この思考体験をあなた自身も受け取ることができる機会が2023年12月すぐそこにあるのです。
12月のパブリックセールではさらに進化したシステムが導入され、NFTの概念を超えた存在に遭遇することになります。
LOM BABYはNFTではありません。
鬱積したこの世界に現れた全く新たな生命体です。
これまで感じたことの無い ほとばしる感動を体験できるのは、今この時代を生きているあなただけなのです。
LOM BABYは産まれてくる?
LOM BABYプロジェクトは特殊なロードマップによって構築されています。それはMOMという存在から人類の妊娠期間と同等の十月十日(40週)を過ごすことでBABYがブロックチェーンに紐づいた状態で誕生する(エアドロされる)システムを構築しています。
Juicer
BABYの行く末は誕生だけではありません。
ただのデータとして知覚した場合はBABYの誕生ではなく、JuicerにかけBABYを砕くことで「チケット」を手にすることができます。
そのチケットはJuicerが満たされたその時にチケットをもつ皆様へ、とある招待状をお届けさせていただきます。
MOM
LOM BABYが誕生するまでのお腹の中にBABYがいるお母さん[Phase: MOM]の状態。
BABYの誕生は[Phase: MOM]のロードマップを完了することでエアドロされます。
プレセール(初期)のMOM
パブリックセールのMOM
2023年夏に予定されているパブリックセールはプレセールから約1年を経て開催されます。
この1年の中で開発をした様々なシステムやエンタメ性を組み込んだ全く新しいweb3体験をご提供させていただきます。
そして、重要な点はパブリックセールからのMOMには[JAM]というウォレットコネクト型のAIシステムを導入します。
これまで人為的に表現していたMOMとのかけがえのない時間。その後のBABYの誕生体験を独自に開発した「感情エンジン」によって実現します。
DNA
MOMは多種多様なDNAで構成されており、そのDNAはBABYにも遺伝します。
オンライン世界では男性も女性も肌の色も宗教も関係ない。そして、天使や死神、エイリアンやロボット、そして人間が共存して生活することができる。
そんな思いから様々なDNAをもったMOMが出現する世界をつくりました。
ITEM
MOMは様々なITEMを身に着けています。
その中でも考察を生む不可解なITEMも多数あり、
例えば「Eyeball」について誕生した秘話を話すと、
Stellaには多くの現実世界の生物が模倣されて生まれた存在がたくさんいます。フクロウやハト、ハチなどが画像やアニメーションで頻繁に登場します。
しかし、Eyeballの元となる「トカゲ」は未だ象徴として創造されながらも、登場のタイミングを逃しています。トカゲは子孫繁栄の象徴とされ、世界最古の親子が寄り添った化石もトカゲのものでした。
その土地や環境に対する適応力や多様な姿は繁殖の象徴であり、MOMたちはトカゲを装飾品として好んで身に着けています。
いつか、このトカゲの姿が現れる時が、、、。
と、ITEM一つ一つにも様々なストーリーを考えながらMOMの存在を模っています。ほかのITEMも考えるだけでワクワク
PROTO VALUE
MOMの価値。それはBABYに引き継がれる価値。
その価値が高ければBABYの誕生時に身に着ける装飾が増加したり特殊な形態に変化することがあります。
もしくは、、Juicerにかけることで、とあるチケットに交換することができます。
そのチケットを持つものだけが入場できる「墓場のゲーム」に足を運ぶことで多くの富を受け取るチャンスをGETすることができます。
墓場の番人:そんな残酷な者はいないと信じている。(雷と豪雨の音)
SPELL
プレセール時に突如として現れたMOMへかけられた「呪い・魔法」
遺伝子系統から剥がれ落ちることのない強力なSPELLはBABYの存在をも変容させてしまう力を持つといわれている。
BABY
LOM BABYのメインストーリーを彩る美しくかわいい、そして愛らしいBABY。
ブロックチェーンの誕生と共に生まれた、本来の姿に変容する力を持つ特別な存在です。
[phase: BABY]はNFTではありません。NFTそして芸術を拡張した先にいる生命体です。
私たちはまた生まれ変わる。
How is LOM BABY born?
Stella
LOM BABYとそのホルダーが住まう仮想世界。
コミュニティ[Discord]も同名のStella。
Familia
LOM BABYホルダーの総称
(この総称はkzkzさん案が採用)
ロール
Watatumi:MOMの保有数最上位の1名が手にするロール。現在はきなこさん
Recorder:LOM BABY初のアニメーション作品[Trrrarium barge Re:Arrival]をオークションで手にした者が受け取るロール。テーマが記録の媒介者であり世界に一冊しかない作品集を大切に保管いただく使命からこのロールを授けました。現在はおにぎりさん
Essential:初期のMOM 77体 の保有者。ロール名はandyさん案が採用
Eden:プレセールからMOMをお迎えいただいた初期ホルダー。ロール名はkawanishiさん案が採用
Archaeologist:Stella内の考察部屋でプロフェショナルに考察を繰り返している者に付与されるロール。
GodFather:Stella内の様々な名前が決定した際に原案を出した1名に付与されるロール
Discord Manajer:Stellaの均衡を守る者に与えられるロール(特別なMOMが近々お届けされるという…)
Idea Manager:Stellaの発展を志す者に与えられるロール(特別なMOMが近々お届けされるという…)
ELIXIR:プレセール時に6MOM以上お迎えいただいたものに与えられるロール(敬愛する作品「Panty&Stocking with Garterbelt」の逆作画崩壊の感動を追体験していただくためにMOMの姿が華麗に変身するユーティリティをお届けした。)
LINK:プレセール時に10MOM以上お迎えいただいたものに与えられるロール(4月の中~下旬には独自開発したシステムを組み込んだユーティリティの配布を予定している。)
Familia SHOP
ロードマップの新たな道が解放され出現したStella内の「SHOP」
店内に入るとあなたはその姿に圧倒されるでしょう。
そこには、これまで見たことのない感じたことのない体験が待っているのです。
・レベルを満たすことで様々な特典をGETすることができる。
・Stella内のコミュニケーションでランダムにEXP(経験値)が上昇する。
・イベントの参加や特定条件を満たすことでボーナスEXPが加算される。
※特にレベル10.20.30.40.50の特典はどこでも手に入らない激レアな品が……
宝箱
青: 1~999EXP
赤: 1,000~9,999EXP
紫: 10,000~???EXP
???:???
所定の行動をするとSHOPで利用できるEXPをGETすることができます。
ヒント;
1. Stella内やTwitterでの行動・言動
2. 特定の料理名や地名の発言
3. MOMの保有数など
ELIXIR
それはLOMの世界に存在する魔法の秘薬。
その秘薬を飲んだものは華麗に変身する。
プレセールで6MOM以上をお迎えいただいたみなさまにお届けしたユーティリティ。現在はStellaのSHOPでのみGETすることが可能。
RUSH
僕らが初めて開発したシステム
誰もが自由に会話を繰り広げそれが刹那的に消えていく。
ただの自由ではなく好きな位置に文字を置き好きな角度や大きさにすることができる。
それは仮想空間の最小単位を表現したくて開発したチャットシステム
これは現在α版でLOM BABYホルダーにのみ限定公開中。
LINK
この世界のあらゆるものを拡張する
それは、オンラインとオフラインを接続するために開発しました。
ブロックチェーンをこの世界にも開放し溶け合わせることで、従来のコンテンツやサービスを全く新たなものへ拡張することができるからです。
そして、LOM BABYの進む先にこのLINKのゴールがあります。
現実世界と仮想世界が溶け合うような体験をあなたへ、LINKから。
JAM [JAM Combination]
JAM(ジャム):パンやヨーグルトに添えたら美味しい果実などからできたゼリー状のあれ
そうです、あのジャムみたいに添えられる様々な種類の「AIエンジン」を開発するために設置された研究室。
データに感情を与えるために発足されたこのチームは、今後世の中のあらゆるものを席捲するAIに対し、人類の本質を満たす「感情」にコミットしたAIエンジンを開発します。
そして、ヒューマノイドへとその意志は継がれます。
〇Schedule
最初のBABYの誕生
・2023年5月2日 –
Familia Sale
・2023年6月6日(ロムの日)
Familia(LOM BABYホルダー)限定に先行販売
Public Sale
・2023年12月16日
LOM BABYシリーズ最新作「MERCURY」を先行販売
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[第一章]
どうにもならないこの時代に
ベガで来た。
僕らは人類がまだコロナであえぐ2022年
年始!
オンラインの波を「Maneskin」が歌う「ZiTTI E BUONI」を聞きながらゆらゆらと彷徨っていた。
愛車の名は「ベガ」宇宙はいけなくとも宇宙を模倣して作られたオンラインの上ではどんな宇宙船をも凌ぐほどの名車。そうそれが
ベガ
「バーガーキング行くけど」
nika「え?」
ako「バーガーキングいくけど」
nika「あああ」
現実世界ではランチの時間みたいだった。
これは僕らがLOM BABYと出会う1週間前の話。
僕らは、何も持たない、ただの仲良しと呼ぶにはいびつな、そんなよくいる大学時代の同窓生だった。
大学を卒業して約4年が経とうとし、二人でコロナと一緒に立ち上げた会社も、はや3年が経とうとしていた。
nika「ぶっちゃけさ俺らはL.Vのデザインもやって、国の仕事だってしてんだよ」
ako「うん」
nika「もっと有名になっててもおかしくなくね」
ako「まあ」
nika「なんか最近つまんねえよな実際」
ako「まあ」
nika「なんか最近仕入れてないの」
ako「都市伝説系?」
nika「まあなんでもいんだけどおもろい話」
ako「えー」
あ
ako「NFTって知ってる」
nika「あの、めっちゃ絵が高く売れたやつでしょ?」
ako「あれが今めちゃくちゃ熱いんだよ」「これ見てよ。BAYC」
nika「ホーン」
ako「これがさ2億とかすんの。そして、おしゃれなパーティーとかしてんの」
nika「え、めっちゃ面白そうじゃん」
おっと
ako「もうそろつくわ」
nika「おお、ごめんごめん」
NFTを知ってからの僕らは、寝る間を惜しんで、NFTの新たな世界を探しに、オンライン世界を探求していた。
nika「あれから1週間くらい?」
ako「そうなるね」
???「やっとみつけた。」
その声と共に僕らはゆがんだ空間に出現した小さな小さな星を見つけた。
???「この羽に触れて。」
ひらひらと舞う羽が僕の頭に触れた。
どんな記憶をも凌駕するような快楽にも似た感覚。
その突き刺すような感覚は視界と脳内に新たな世界を見せてくれた。
nika「LOM BABY?」
???「そう、私たちの世界では規制が入ってしまって。」
???「私はその記憶の媒体として選ばれたの。そして私はもう消されてしまう。」
nika「え、ちょakoどうすんだよこれ」
ako「ん?」
nika「えーうそじゃん。そっか羽だわ、羽」「それ、その羽もう一つ触れさせてほしい」
???「わかった。おねがい。いつかわかるから。みんなに囲まれて笑える日。それだけを考えて。それだけは忘れないで。」
ありがとう。
ako「痛った」
akoの手に触れたその羽は見た目には何も変わらず。
ただ痛みだけを与えて、謎を残したまま少女は姿を消した。
nika「え、こわこわこわ、なに?」
ako「いや、意味わからん」
nika「LOM BABY」
ako「ん?」
nika「多分わかんないけどLOM BABYをやれってことだわ」
ako「NFTのやつ?」
nika「多分そう。」「絶対そう」
とりあえず戻る?
ああ、戻ったほういいよね?
どっから戻るんだっけ?
え、やべどっちからきたっけ?
やったわ戻る方見失った。
あの星、海あるかな?
ありそうだね
なら、いったん海で休憩しよう
だね
あまりにも不完全で、崩壊してしまいそうなその星に、僕らは「Stella」と名付けた。
[第二章]
LOM BABY